ポイント還元、 ETCで顧客を目指す!

クレジットカード会社の近年のトレンドは「確保ポイント還元」です。銀行の口座振替では得られないサービスなので、会員獲得に大きく寄与しているようです。

 

ポイント還元は、購入した商品価格の割引率を計算してため、次回以降のカード利用時に使うサービスです。家電量販店や航空会社の「マイレージ」て導入され、クレジットカードにも広がっています。

 

最近電気・ガスなどの公共料金をクレジットカードで支払う人が増えてきました。本来クレジットカードは決済機能がないので、利用者が銀行口座をクレジットカード会社に登録して代金支払いを探すのが普通です。

 

しかし、公共料金は電力会社やガス会社が金融機関と直接口座振替する利用者に求めていました。電力会社やガス会社が銀行に支払う振替手数料が低価格だったからです。

 

しかし、利用者のライフスタイルが多様化しているため、必ずしも口座に残高があるとは限りません。そうなると銀行にとっても督促通常としなければならず、従来の振替手数料では採算が合わなくなってしまいます。

 

銀行も大手企業といえども採算を重視して取引を考えるようになっていますから、電力会社やガス会社を他の決済手段を考えざるをえなくなりました。

 

若い世代は年収の低いので、コンビニエンスストアで電話料金などを触る人も多いのが現状です。そこで請求が来ても翌月払いという1ヶ月の支払の余裕があるレジットカード決済が注目され、電力・ガス企業もカード会社との取引を解禁し始めたのです。

 

利用者にとってこれは大きなメリットがあります。電気料金の請求が来て口座引き落としされるだけでは、何の得もありません。しかしクレジットカードで支払いはポイントが貯まるのです。近年は新税や軽自動車税、公立病院の診断書にもカード決済を導入する地方自治体が増えてきています。

 

【官民一体のETCカード

高速道路などの料金所を低速でスルーできるetcも、クレジットカード会員増強の有力なサービスツールになっています。国土交通省によると、 0 1年3月のetcスタート以降、 etc車載器セットアップ後件数は0 8年1月で2,100万件(累計)を突破し、このお題に4台の車がETCを利用していることになります。

車載器も1万円前後と低価格化が進んで普及率が向上しています。

 

ETCは車載器に決済用のETCカードを挿入して通過するため、クレジットカードなしには生まれなかったシステムデータ、料金所における渋滞緩和にも大きく寄与しています。今後のさらなる普及のため、道路公団は料金割引を実施して、クレジットカード会社はetcカードに対して年会費無料を推奨しています。